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失語症会話パートナーとは

失語症とは?
 脳卒中などの脳血管障害や事故などの後遺症によって、言葉をつかさどる脳の一部がうまく働かなくなったために、言葉の能力に障害が残った状態を失語症といいます。失語症の人はコミュニケーションの道具である言葉を思うように使えなくなるために、日常の何気ない会話も不自由になり、仕事に戻ることもままならず、情報もうまく入らないので、だんだんと社会的な接触を避けるようになりがちです。その上、それらの困難さを訴えることもできません。ですから周囲の人から誤解を受けたり、無視されたりすることも多いのです。現在そのような方たちは全国で30万人以上いると言われています。


図 コミュニケーションのバリアへ

なぜ「会話パートナー」なのですか?
 「会話」というのは目の前に相手がいて、お互いに言葉を交わし、やりとりを楽しんだり、情報を交換しながら進んでいきます。それは何気なくしていることですが、私たちの日常生活の中でとても大切なことです。失語症があっても、そのような自然な「会話」をできる場が保障される必要があるのではないでしょうか。
また、会話はどちらかが一方的に話したり、支配的になったりしては成り立ちません。お互いが言葉をキャッチボールしていく共同作業です。失語症の人は、見た目には少ししか話せないかもしれないし、言葉の理解も限られているかもしれません。しかし、豊かな知識や経験が損なわれるわけではありません。「会話パートナー」はそのことを理解した上で、会話を進める手助けをしながら、あくまで対等に会話を進めていきます。


失語症者と会話のパートナーシップを分かち合いながら、コミュニケーションを図り、その人の意思の疎通を援助する人

「失語症会話パートナー」の役割はどんなことですか?
 失語症の人が抱える悩みや生活の不便さを理解し、社会とのバリアを少しでも取り除き、スムーズにコミュニケーションができるように支援する専門ボランティアです。聴覚障害の人に対しては手話通訳や要約筆記の人がコミュニケーションを助けます。また、視覚障害の人にはガイドヘルパーがいます。失語症の人にも会話を手助けする人が必要です。

 役割をまとめると次のようになります。

○失語症の人の対等なパートナーになって「自然な会話」をする
○失語症の人に情報をわかりやすく伝える
○失語症の人の言いたいことを引きだす

         

図 コミュニケーションバリアフリーへ

みなさんも失語症会話パートナーに
なってみませんか!



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